えのキングの投資日記

日本株投資日誌

8/19(金) マイクロ波化学(9227)の押し目買いで中長期の大化けを狙う!

8月18日(木)

【相場概況】

日経平均 寄与度ランキング

東証プライムの値上がり銘柄486/値下がり銘柄1283
騰落レシオ(25日) 125.15%
空売り比率 42.0%
売買代金
東証プライム 2兆3080億円
東証スタンダード 796億円
東証グロース 1222億円

恐怖指数

日経平均 S&P500 日経VI VIX

Fear & Greed Index

恐怖と貪欲指数 - 投資家心理|ティッカー (cnn.com)

【業種】


【個別】
売買代金上位銘柄では、レーザーテック(6920)ソフトバンクG(9984)任天堂(7974)などが逆行高になっています。

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3営業日ぶりにザラ場で寄り付いたアイスタイル(3660)は、小型株でありながら、全市場売買代金ランキングの3位をつける大商いをやりながら大幅高になっています。


本日は値幅制限が3倍の320円に拡大され値上がり率もトップになっています。


わずか3営業日で株価は2倍以上になりましたので、利益確定売りも入り陰線になっていますが、このまま相場が終わるとは考えずらく、いったん一服すれば、再度物色される可能性もありそうです。

 

小型の貸借銘柄ですので、まずは日証金取り組みが注目されそうです。

www.google.com

半導体不足の緩和で、強気の1Q見通しを発表した、シスコシステムズが時間外で大幅高になっていることから、同社製品の取り扱いが多いネットワンシステムズ(7518)が大きく買われています。

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メリルリンチ目標株価を3400円→5500円に引き上げたイリソ電子工業(6908)5%を超える上昇になり、世界発の潰瘍性大腸炎患者への移植治療に新田ゼラチン(4977)「ビーマトリックスコラーゲンAT」が使用されたと報じられて、同社株が年初来高値を更新しています。

反面、SOX指数の下落から、東京エレクトロン(8035)信越化学(4063)アドバンテスト(6857)など半導体関連の一角が売られています。

長期金利上昇の影響でグロース株が売りに押され、リクルートHD(6098)エムスリー(2413)が売られています。

ソニー(6758)トヨタ(7203)キーエンス(6861)ファナック(6954)など主力株も終日軟調に推移しています。

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中小型のグロース株も総じて売り込まれるものが多く、ラクス(3923)マネーフォワード(3994)GMOグローバルサイン(3788)などが急落になっています。

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中間配当の権利落ちのタイミングで、西松屋チェーン(7545)しまむら(8227)が利益確定売りに押され、オイシックス・ラ・大地(3182)シュッピン(3179)などの小売株も軟調に推移しています。

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20万株の立会外分売を実施予定で、需給悪化懸念からカオナビ(4435)が大幅続落になっています。

テクニカル分析

日経平均 日足 MACD

日経平均は反落!

大幅ギャップダウンからスタートし、心理的な節目の29000円を割り込む動きになりました。

一時、5日線(28890円)を割り込む動きになりましたが、終値では上回って終わっています。

5日線は、明日29000円近辺まで上昇してくる予定で、明日以降も5日線を下値維持線として機能できるかが、短期的目線で重要になります。

5日線を維持できるのであれば、再度高値トライも考えられ、1/5の年初来高値(29388円)が意識される動きになると思いますが、割り込んでいくようなら、上昇する25日線(27876円)が当面の下値メドになると思います。

ここもとの日経平均は、ショートカバーラリーで上昇してきたため、買戻しが一巡すれば、いったんは調整に入ると思います。

しかしながら、今回の上昇で、ロングの投資家は完全に置いてきぼりになっています。
押し目をロングの投資家が拾うことにより、値幅ではなく日柄調整に留めることが出来れば、日本株は米株離れを起こして中期上昇に向かうかもしれません。

【本日のトピック】

マイクロ波化学(9227)

https://mwcc.jp/


さて、本日はマイクロ波化学(9227)を紹介します。

マイクロ波化学(9227)は、製造業の製造プロセスにおいて、化石資源由来の「熱と圧力」から電気由来の「マイクロ波」に置き換えて、「省エネルギー」・「高効率」・「コンパクト」な環境対応型のプロセスのグローバルスタンダード化を目指す技術プロバイダーです。

簡単に言えば、レトルト食品を温めるのに、コンロを使うより電子レンジでレンチンするほうが、はるかに速く、CO2も出さずにできますよというイメージです。

同社が持つ技術は、食品添加物医薬品炭素素材電子材料など幅広い分野で応用が効き、開発が進んでいます。

www.nikkei.com


最近も、日経新聞「電磁波でリチウムを精製し、CO2排出を9割削減することに成功」した記事が掲載されています。

www.nikkei.com

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取引先も、塩野義製薬ペプチドリーム積水化学太陽化学三井化学住友化学昭和電工など多岐にわたり、ロイヤリティ収入は増加傾向です。

今期は売上高1133百万円 営業利益67百万円を計画していて、黒字転換する予定です。

マイクロ波化学(9227) 日足

6月に605円の公募価格割れからスタートし、最近は株価も下値切り上げになりつつあります。

ただ、大量保有報告書から、ロックアップ解除ラインである908円を超えた7/14には、ジャフコ東京大学エッジキャピタルパートナーズ、INCJなどVCが、一部売却したことがわかっています。
彼らのロックアップ期間は9/21までですので、期間を過ぎれば908円以下でも売ってくる可能性があります。


VCの手口を確認しながら、押し目買いに徹すれば、中長期的に大化けする可能性もあると思います。
 

 

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